筋膜

整体院虹の看板メニューの“筋膜を整える”とは何が良いのか!?

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今回は当店が提供する施術の看板メニューでもある『筋膜を整える』について。

そもそも筋膜とはなんなのか?ということを以前の記事に加えてご紹介していきます。

ちなみに前回の記事についてはこちらをご覧ください。
筋膜を調整することで肩こりや腰痛に効果があるのはなぜなのか?理学療法士が詳しく解説!

こちらの記事では、

『聞いたことはあるけど、よくわからない』
『筋膜ってそもそもなんなの?』
『筋膜って聞いてもピンとこない』

といった疑問に対して、

ミカンなどの柑橘系の果物を例えとして簡単にご紹介しています。

今回の記事では、筋膜の特徴でもある

①筋肉と筋膜が深く繋がっている

②筋膜は隣同士の筋膜、広くは全身につながっている

この2点のうち、②番目の『筋膜は全身に広がって繋がっている』について掘り下げて紹介していきます。

1:筋膜が全身に広がっているとはどんなイメージがよいのか

筋膜の広がりのイメージとして良く用いられるのが、
全身タイツを着た状態です。

タイツの一部が引きつってしまうと、
その部分に引っ張られるため、タイツ全体がいびつに歪んでしまいます。

いびつに引っ張られた状態で身体を動かそうとすると、
引っ張られている部分に動きが邪魔されてしまいます。

筋膜の繋がりはこの表面的な全身を包む繋がりだけではありません。

身体の表面と身体の内部とを繋げる繋がりもある。
筋肉・筋膜を整えることで身体の状態が良くなる理由
⇒身体の内部へと繋がる筋膜の特徴の為!

2:具体的にどのように繋がっているのか

筋膜は全身に繋がりを持っていますが、

その中でも、特に繋がりの影響を与えやすい繋がりがあります。

それが、筋肉・筋膜の繋がりのラインです。

今回はその中でも繋がりを実感しやすい
ラインを紹介していきます。

①身体の後ろ側のラインの確認

腰痛や首の痛み、頭痛など、
多くの症状に影響を与えやすく、
『虹』で行っている手技でも扱うことが多いラインです。

②身体の側面のラインの確認

膝の痛み、肩の動き、頭痛など、
多くの症状に影響を与えやすく、
『虹』で行っている手技でも扱うことが多いラインです。

③身体の斜めのラインの確認

上半身と下半身を斜めに繋ぐライン。

投球動作、蹴る動きなど、大きな動作の時などに
身体を安定させるために働く。

④身体の前側のラインの確認

主に身体の後ろ側のラインとバランスを取って、
姿勢を整える役割をする。

⑤身体の捻じれのラインの確認

身体全体に巻き付くように繋がるライン。

歩くとき、走るときなど、日常生活の様々な場面で、
身体を効率よく、安定して動かすためのライン。

3:筋肉・筋膜の繋がりを簡単に実感する方法

さて、筋肉の繋がりが複数のラインで全身に繋がっていることをご紹介しました。

筋膜の繋がりのラインは繋がりを実感することで、
身体のメンテナンスの効果も上がり、
身体を効率よく使うことができるようになります。

では、実際に筋肉・筋膜の繋がりを実際に体験する方法を紹介します。

①身体の後ろ側のラインの確認

確認の方法:立った姿勢からの前屈

チェックポイント:

膝が曲がっていると前屈が行いやすくなる。

⇒膝が曲がるとふくらはぎ・太もも後面の筋肉・筋膜が緩むから。

顔を上げていると前屈が行いやすくなる。

⇒顔を上げていると首の後ろ・背中の筋肉・筋膜が緩むから。

②身体の側面のラインの確認

確認の方法:立った姿勢から身体を横に倒す。

チェックポイント:

脚を交差すると身体を横に倒しにくくなる。

⇒脚を交差すると脚の側面・殿部が伸ばされるから。

腕を上に挙げていると身体を横に倒しにくくなる。

⇒腕を上に挙げることで身体の側面・脇が伸ばされるから。

③身体の斜めのラインの確認

確認の方法:腕を斜め上に挙げる。

チェックポイント:

斜め上に挙げる腕と反対の脚を後ろに引くと腕が上げにくくなる。

⇒脚を後ろに引くことで股関節前側、胸の前側が伸ばされるから。

④身体の前側のラインの確認

確認方法:立った姿勢で身体を後ろに反らす。

チェックポイント:

頭を後ろに反らして行うと身体を反らしにくくなる。

⇒頭を反らすことで、首の前面・胸の筋肉が伸ばされるから。

踵を上げた状態で身体を反らすと身体を反らしにくくなる。

⇒踵を上げることで足首の前側が伸ばされるから。

⑤身体の捻じれのラインの確認

確認方法:身体を捻じる

チェックポイント:

両腕を頭の後ろで組んで身体を捻じると捻じりにくくなる。

⇒腕を挙げることで背中・胸の筋肉が伸ばされるから

脚を内股にすると身体を捻じりにくくなる。

⇒内股にすることで下半身が伸ばされるため。

まとめ

これらの身体のラインの確認方法は、
そのまま身体のストレッチ方法へとなります。

日頃のケアとして行うことで、
筋膜の繋がりを含んだストレッチになります。

ご紹介した繋がりは筋肉・筋膜の繋がりの基本です。

当店のケアではこれらの基本に加えて、
応用的な繋がりを用いて行っています。

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